第20回 AMD Award '14

優秀賞

  • STAND BY ME ドラえもん

[受賞者]
「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会


STAND BY ME ドラえもん

授賞理由

藤子・F・不二雄氏の人気マンガ「ドラえもん」を八木竜一、山崎貴両監督によって初めてフルCG アニメの映画としたものである。
「ドラえもん」はテレビアニメ化されてすでに50 年以上を経過し、アニメ映画も毎年公開されている。長年見慣れたキャラクターたちを3D 化するに当っては不安視する声もあったが、完成してみると、「ドラえもん」の世界観を違和感なく3D 化して技術力の高さを示しただけでなく、大人たちをも涙させるストーリーで“ ドラ泣き” という流行語まで生みだした。
興行収入83 億円を超える大ヒットになり、また、世界60 の国と地域の公開も予定されている。スタッフの姿勢と技術力、そして構成力を評価。

受賞コメント

本作を評価してくださって、本当にありがとうございます。
『ドラえもん』で育ったすべての世代に楽しんで頂くために、CG という“ひみつ道具”を使い、「藤子・F・不二雄先生の創造力の凄さを何とか表現したい」という気持ちで作りました。
制作には4 年程かかってしまいましたが、作ってよかったと心から思っております!

作品紹介

国民的アニメ『ドラえもん』シリーズ初の3DCG 作品。
藤子・F・不二雄の原作漫画を再構築し、未来から来たロボットと冴えない小学生の交流を描く。勉強も運動もダメな少年・のび太の前に、22 世紀のネコ型ロボット・ドラえもんが現れる。ドラえもんはのび太を一人前にする任務を帯びており、さっそく檄を飛ばし始めるが…。