第29回 AMD Award '23

佐賀市が配布しているスマホ用アプリで、「日本一便利なまち」にするべく、行政情報だけでなく、市民と企業、地域をつなぐ、みんなの「デジタルタッチポイント」になっているのが特徴。ごみの日の通知やデジタル図書館カード、電子申請や防災情報提供から、マイナンバーカードを活用した本人確認ができるデジタル市民証を実装。また、地域マップや掲示板を活用した地域情報共有などの双方向のコミュニケーションが行われている。
みんなでアプリを育て、地域社会を豊かにするプラットフォームを目指し、住民生活を便利で快適にするためにアプリを柔軟にバージョンアップしていることも評価できる。

2023年6月に正式リリースした「佐賀市公式スーパーアプリ」は、スマートフォンを通じて市民、企業、地域、行政をつなぐプラットフォーム。ごみ収集日のプッシュ通知、図書館利用カードのデジタル化、電子申請や防災情報提供など、生活を便利で快適にする機能を厳選して搭載している。

自治体からの一方通行の情報発信でなく、アプリを利用する住民からも地域情報の発信ができる地域版ミニアプリと、企業からの情報発信・サービス提供をする企業版ミニアプリ基盤を搭載。利用者との双方向性を有し、みんなの「デジタルタッチポイント」となる日本初の地域のみんなで創る・育てる自治体版のスーパーアプリ。

〇みんなで創る「佐賀市公式スーパーアプリ」のダウンロードはこちらから
https://links.odm.sagashi-superapp.city.saga.lg.jp/download/

〇佐賀市公式スーパーアプリ爆誕！（佐賀市HP）
https://links.odm.sagashi-superapp.city.saga.lg.jp/download/

佐賀県佐賀市

この度は、AMDアワード「リージョナル賞」という栄えある賞にご選定いただき大変嬉しく思います。また、本取り組みに携わっていただいたみなさまに深く感謝申し上げます。
佐賀市公式スーパーアプリは、一つのアプリだけで、あらゆる機能のサービスが、ワンストップで手に入り、市民のみなさまが便利に、快適に暮らせるデジタルツールです。
おかげさまで、本格リリースから約1ヶ月で20,000ダウンロード、9ヶ月で38,000ダウンロードを突破し、ユーザーのみなさまから大変好評をいただいております。
これまで、市内の様々なイベントに参加できるミニアプリや、地元のプロバスケットボールチーム「佐賀バルーナーズ」を応援するミニアプリなど、地域を元気にするアプリを実装してきました。
今後も、学校との出欠連絡ができるミニアプリや、デジタル市民証を活用したイベントなどのチェックインなど、新しい機能をどんどん充実させていきます。
このスーパーアプリを、市民のみなさま、地域団体、企業、行政が一体となって、みんなで創り、育てることで、デジタルの力を最大限に活用して地域の課題解決を図り、便利で快適に、そして楽しく暮らせるまちを目指してまいります。
この取り組みの輪を、さらに多くのみなさまと共有し、もっともっと広げていくために、「みんなの共通プラットフォーム」として、全国展開し、盛り上げていきたいと思います。

株式会社オプティム

この度は、AMDアワード「リージョナル賞」という素晴らしい賞を授与いただき、誠にありがとうございます。IT企業では珍しく創業来24年間佐賀市に本店を構える弊社としては、佐賀市の皆様とのデジタルにおける取り組みがこのような評価を頂け感激に堪えません。
佐賀市公式スーパーアプリは、弊社が取り組む「顧客接点のデジタル化」と佐賀市のビジョン「日本一便利なまち」が融合したサービスで、今では佐賀市のスマホをお持ちの24％の方がご利用いただくまでになっております。まだまだ行き届かない点も多々ありますが、私たちがこの取り組みを通じて確信しましたのは、「デジタルで日本の地域はもっと豊かになれる」という事です。日本の地域は、都市部にはない数多くの豊かさを持っていますが、不便さが多い事も事実です。その不便さの一部はデジタルで解決し得ると確信します。頂きましたこの賞を励みとし、デジタルで日本の地域を、日本全体をもっと豊かで便利な国にしていくべく皆様と邁進いたします。ご支援いただいております全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

一般社団法人コード・フォー・ジャパン

SAGACITYプロジェクトにおいても、佐賀市の市民、企業、そして行政と力を合わせ、使いやすく、市民の生活の質の向上を図れるよう、これからも寄与してまいりたいと思います。また、この取り組みは皆様の支援が不可欠です。私たちと一緒に、多様なアイデアと情熱をもって、佐賀市の未来を形作りませんか？ 民間企業、NPO、学生、市民の皆様の参画によって、地域社会をより豊かにすべく、ともに考え、ともにつくりましょう。

佐賀県佐賀市

佐賀市は、2022年7月にスマートシティ宣言を行い、行政・地域・市民が一体となって、佐賀市版DXをさらに強力に推進し、 地域経済の活性化を図り、暮らしや生活がより便利に、より快適に、そして生活に合わせた多様で柔軟な働き方ができるような『スマート・ローカル！SAGACITY』の実現に取り組んでいる。 ＜佐賀市公式スーパーアプリ所管部署＞　政策推進部　DX推進課

株式会社オプティム

2000年6月、現代表取締役社長が佐賀大学在学中に創業。「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、「〇〇×IT」構想にてAI・IoTの技術を駆使し、あらゆる産業のDXを推進している。2014年10月に東証マザーズへ上場、2015年10月に東証一部へ市場変更（2022年4月よりプライム市場に移行）。2015年には佐賀県、佐賀大学とIT農業3者連携協定を締結し、スマート農業分野での取り組みを始め、医療、建設、自治体などの領域のDXに取り組んでいる。

一般社団法人コード・フォー・ジャパン

一般社団法人コード・フォー・ジャパンは、佐賀市とデジタルトランスフォーメーションの推進において協定を基に伴走支援を行っている。 弊団体は'ともに考え、ともにつくる社会'をビジョンに掲げ、持続可能で包括的な地域社会の発展に寄与するため、公共と民間の垣根を超えてプロジェクトを推進している。