第11回 AMD Award '05

功労賞

  • 村上 隆

授賞理由

日本の新たな芸術表現を確立し、日本の漫画とアニメーションなどのポップカルチャーを世界に認知させた功績を讃える。

受賞コメント

日本国に評価されず、ひたすらアメリカ・フランスで活動をしてきて、その成果の評価をして頂き、光栄です。

受賞者プロフィール

● 村上 隆(むらかみ たかし) アーティスト
有限会社カイカイキキ、Kaikai Kiki New York,LLC 代表取締役

1962年、東京都に生まれる
1993年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了(PhD)〔論文「意味の無意味の意味」〕
1994年-1995年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のフェローシップ、およびP.S.1インターナショナル・プログラムにて、ニューヨークに1年間滞在
1998年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の美術科にて、3カ月間客員教授を勤める。
2002年、パリ、カルティエ現代美術財団とロンドンのサーペンタイン・ギャラリーにおいて個展「Kaikai Kiki」を開催。
2005年、日本のアートを紹介するスーパーフラット3部作がNYジャパンソサエティ「Little Boy」展で完結。
2007年にはロサンゼルス現代美術館にて、大規模な回顧展が予定されている。

現在ニューヨークと日本を行き来しながら、各種のメディアやイベントなど多角的活動や若手アーティストのプロデュース、展覧会のキュレーションも積極的に展開している。そして、アートイベント「GEISAI」を主宰する一方、六本木ヒルズのキャラクターやルイ・ヴィトンとのコラボレーションなども手がける。