第14回 AMD Award '08

優秀賞

  • 映画「パコと魔法の絵本」

[受賞者]
「パコと魔法の絵本」ポストプロダクションチームおよびスタッフ一同


映画「パコと魔法の絵本」

授賞理由

「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督がとうとう全編に亘ってCGを施してしまった映画。9月公開で興収23億6千万円を獲得する大ヒットとなった。中島監督の1つの路線を究めた、その拘りの映像力と創造性を称える

受賞コメント

この度はたいへん栄誉ある賞をいただき、ありがとうございました。苦楽をともにしたスタッフ一同を代表し感謝申し上げます。また、この映画を見に劇場に足を運んでいただいた多くの観客の皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました!

作品紹介

「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也が監督を務め、役所広司をはじめ日本映画界を代表するキャストたちが出演した、2008年を代表する大ヒット作です。
一代で会社を築き、ワガママ放題に生きてきた大貫と交通事故の後遺症で一日しか記憶のもたない少女・パコとの交流を軸とした、笑いと涙のファンタジー。
映画のクライマックスでは役者たちを3DのフルCGキャラクターに変身させ、そのCGキャラと役者の生の演技をカットバックさせながらストーリーを盛り上げていくという大胆な演出が注目されました。