第15回 AMD Award '09
優秀賞
- 映画「アバター」
[受賞者]
監督 ジェームズ・キャメロン
授賞理由
3D元年といわれた2009年、ハリウッドが浮沈を賭けた3D映画の決定版「アバター」。既に「タイタニック」が持つ全世界興行収入歴代一位を破り現在もなお新記録を更新中。構想14年、製作期間4年、空前の製作費を投入した21世紀最大の映画プロジェクトを実現したジェームズ・キャメロン監督の驚異的な実行力とその成功を称える。
受賞コメント
ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」が全世界で公開され、日本でも映画史上に残る金字塔を樹立してから12年の月日が経ちました。いま再び、私たち20世紀フォックス映画が、彼の世紀の新作「アバター」を世に送り出す幸運に巡り合い、更に自らの記録を自ら書き換えるという彼の偉業に携われたことは何より光栄なことでした。映画上映に於いて、デジタル3D化に革命的な役割を果たしたジェームズ・キャメロンという才能を本日の受賞を添えて みなさまとともに祝福させて頂きます。ありがとうございます。
作品紹介
「2009年12月、全世界同時公開されたジェームズ・キャメロン監督作品「アバター」はその革命的な3D映像と、国籍、文化を超えてあらゆる人々を感動に導く壮大且つ普遍的なメッセージによって、世界興行収入歴代1位を樹立するに至りました。めくるめく美しさの神秘の星〈パンドラ〉を舞台に繰り広げられる、生きるものの尊厳と愛を賭けた運命の物語は、見る人々すべての心に永遠に刻み込まれます。