第17回 AMD Award '11

誰もが知っている要素を装置として物語に導入してゆくことで、広く時に自己言及的な表現にチャレンジし、日ごろ劇場にゆかない30～40 代男子に強い訴求力を持ち、その層を開拓したことが注目される。さらにソーシャルメディア（ツイッター）を映画に取り入れ、現代のコミュニケーションのあり方などを提示してみせる一方、古典的な男女の生々しさも表現するなどの新と旧のコントラストが、映画のひとつの可能性を感じさせ、興味深い結果となった。

AMD アワード優秀賞、ありがとうございます。日本映画として、新しくチャレンジした作品だと思いますが、その点を評価していただいたことを素直に嬉しく思います！

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