第18回 AMD Award '12
リージョナル賞
- 合志あぐっと!ねっと
[受賞者]
「合志あぐっと!村」運営協議会(熊本県)
授賞理由
地域住民自らがICTを利活用した情報発信活動である。その特徴は、地域のデジタルコンテンツを、若手農家をはじめ住民自らがディレクターとして企画・制作することで、「住民のメディアリテラシー」、「ICT実践人材育成」に注力している点である。
取り組みの効果として、地域催事及び高齢者の知恵を再発見する等、地域コミュニティの活性化に大きく貢献している。さらに、PR効果により、消費地である熊本市における生産地直送による店頭販売も実現し、消費者との繋がりもはじまっている。
この取り組みは、全国にある合志市と同様の地域における、地域ブランドの構築とデジタルコンテンツによる情報発信活動の融合による地域コミュニティ活性化の参考となる取組みである。
受賞コメント
この度は、名誉あるAMD アワード リージョナル賞を頂き、誠にありがとうございます。住民ディレクターによる地域密着型の情報発信を行ってまいりましたが、今回の受賞を機に、活動に拍車がかかると思います。今後も地域が元気になる取組みとして、精進してまいります。
作品紹介
最大の特徴は地元の農家がふるさとを紹介する地域密着の情報発信であること。特に生産者自らが農業を紹介する点においては、他のリポートでは伝わらない生産者目線であることが、好評を得ている。またCATV 番組制作の裏側、取材や収録風景などを、Facebook や公式ツイッターの運用、地元開催イベント時のUstream配信などで発信しています。
都市と農村との交流促進を目的に、農家の手仕事を学び農家を知る交流事業(田植え・稲刈り体験会)や、異業種・地域間の交流会なども行い、リアルな情報交換にも力を入れています。