第19回 AMD Award '14

リージョナル賞

  • 高齢者によるインターネットテレビ局の運営

[受賞者]
松代テレビ局
 平成22 年4 月 テレビ局開局の構想始まる
 平成22 年6 月 松代テレビ局開局
 平成22 年11月 第1回しゃべくり松代放送開始


高齢者によるインターネットテレビ局の運営

授賞理由

「住民ディレクター」という手法を取り入れることで、自治体等の支援を受けずに、ボランティアの住民が自ら取材・編集・放送する形で運営している。高齢者を中心としたさまざまな職種の住民がパーソナリティを務め、それぞれの視点で地域の生の情報を発信。地域に根ざしたインターネットテレビ局として、地域のコミュニティの活性化や地域住民のメディアリテラシーの向上に大きく貢献した。

受賞コメント

素人の高齢者同士で暗中模索の中、インターネットテレビ局を立ち上げ、楽しく松代の情報を発信しています。しかし時には町の未来に関わる問題を取り上げたり、住民の立場で情報を収集し発信しています。今回突然の受賞を受けたいへん嬉しく又今後の活動の励みになります。ありがとうございました。

作品紹介

放送の要となるスタジオ、およびインターネット回線は「NPO 法人夢空間松代のまちと心を育てる会」の事務所を一部借用する形で使用している。また、放送に使用するパソコン1 台とモニター、マイク、音声ミキサーも、開局時に「NPO 法人夢空間松代のまちと心を育てる会」の助力を仰いだものである。
日頃活動しているスタッフは約20 名。その構成は、経営者、会社員、主婦、病院職員、定年退職後の第二の人生を歩む人たちなど、さまざまである。一人一人がテレビの「パーソナリティー」となり、各自のユニークな視点で松代の「今」を伝えている。