第26回 AMD Award '20

AMD理事長賞

  • 日曜劇場「半沢直樹」

[受賞者]
TBSテレビ日曜劇場「半沢直樹」

[制作・関連会社]
株式会社TBSテレビ

TBSテレビ日曜劇場「半沢直樹」|第25回AMDアワード優秀賞

授賞理由

新型コロナ感染拡大により困難な制作状況のなか、内容もスケールアップして話題をさらった。政財界を巻き込む「 1000 倍返し」の爽快感は強烈で、社会現象に。視聴率は最終回で32.7% 、 総合視聴率は44.1% と年間及び令和最高を記録。さらに、タイムシフト視聴を加えた「全話総合到達人数」は脅威の7408万人と、この時代だからこその強い共感を多くの方から得た制作者と出演者の強靭な熱意を讃えたい。

受賞コメント

日曜劇場は「世に活力を届ける」使命を帯びていると思っています。中でも「半沢直樹」は“働く人にエールを”という想いで制作しました。
「企業物は当たらない」と言われたこともあった中、このような結果と評価をいただく作品となったのは、ご覧頂いた視聴者の皆様は勿論、コロナ禍で大変な状況の中、一丸となって取り組んだキャスト・スタッフがいたからです。この度は本当にありがとうございました。

作品紹介

前回シリーズ(2013年)と同じく、主人公・半沢直樹を堺雅人が務め、池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」を原作として映像化。前作では「やられたら やり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが社会現象になったが、今作では新たに『恩返し』や『1000倍返し』を始めとした名言が話題を呼んだ。
半沢が出向先の東京セントラル証券に赴任するところから物語が始まり、新興IT企業の買収劇における親会社・東京中央銀行との闘いを繰り広げる。その後は、破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の経営再建を任されると、「国家権力」という巨大な敵が立ちはだかった。

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