第27回 AMD Award '21

AMD理事長賞

  • 東京リベンジャーズ
【コミック】  [受賞者] 講談社株式会社
【アニメ】 [受賞者] アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
[制作・関連会社]   株式会社ポニーキャニオン 株式会社ライデンフィルム
【映画】 [受賞者] 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
[制作・関連会社]   株式会社フジテレビジョン

受賞理由

コミックスからテレビアニメ、実写映画へとメディアミックスさせていく中で大ヒットの輪を広げていった様は圧巻。週刊少年マガジンで連載中の原作マンガは累計5000万部を突破する爆発的ヒットとなると同時に、昨年7月公開の実写映画は実写による邦画の2021年トップの興行収入を叩き出した。実写及びアニメーションを同時期に展開し、両方ヒットするというのも稀有な例。暴走族チームが登場する古典的なヤンキー漫画に、タイムリープや歴史改変といったSF要素を無理なく絡めたその設定の妙から、女性からの支持も高く、 国内に限らない海外を含めた幅広い層の人気を獲得した。「いま」を象徴する要素がすべて詰まったヒットを作り上げていった関係者全員の熱意と努力を高く評価したい。

コミック

東京リベンジャーズ|第27AMDアワード優秀賞

受賞コメント

この度はAMDアワード年間コンテンツ賞「優秀賞」を受賞とのことTVりがとうございます。2017年より連載が始まり今年で6年目を迎えようとしている本作ですが、2021年はTVアニメ化に実写映画化と飛躍の年となりました。今こうして多くの方々に様々なメディアを通じて本作を楽しんでいただけている事は、なにより原作をこれまで支えていただいた読者の皆様のご声援の賜物であります。またTVアニメや実写映画に原作の熱量と魅力を余すことなく吹き込んでくださった関係者・スタッフの皆様にお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

原作漫画はついに最終章を迎えておりますが、まだまだ勢いを緩めることなく多くの読者の皆様に楽しんでいただけるよう一層尽力してまいります。引き続き、本作を応援頂ければ嬉しく思います。ありがとうございました。(講談社)

作品紹介

原作単行本1巻~26巻で累計発行部数が5000万部を突破した講談社より刊行中の和久井健によるタイムリープサスペンス作品。2021年4月よりTVアニメが放送開始し、また同年7月9日 には実写映画が公開された。TVアニメ2期“聖夜決戦編”の制作も発表されている。ダメフリーター花垣武道がかつての恋人・橘日向が死ぬ未来を変えるために過去へ戻り、関東 最強の暴走族「東京卍會」へと入って奮闘する姿は、国内のみならず全世界で大きな話題となった。

原作者プロフィール

和久井健(わくい けん)
漫画家。2005年『新宿スワン』で連載デビュー。同作は大ヒットし、2015年に実写映画化。その後、『セキセイインコ』『デザートイーグル』を連載。現在は「週刊少年マガジン」にて『東京卍リベンジャーズ』を連載中。

アニメ

東京リベンジャーズ コミック|第27AMDアワード優秀賞

受賞コメント

「東京リベンジャーズ」が原作、映画、アニメとチームで受賞できたことが大変嬉しく思っております。3者でコミュニケーションを取って、みんなで「盛り上げよう」ということをやってきたことも、今回の盛り上がりにつながったと思います。

アニメは“聖夜決戦編”を皆様にお届けするべく、初見監督を先頭に制作しておりますので、続報をお待ち下さい。

作品紹介

人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知る。事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!

受賞者プロフィール

アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
幹事会社
株式会社ポニーキャニオン アニメクリエイティブ本部 チーフプロデューサー 伊藤裕史

映 画

東京リベンジャーズ 映画|第27AMDアワード優秀賞

受賞コメント

新しい世代の代表作と思っていただける様な作品を作りたい!と思い立ち上げた本作が沢山の方に受け入れて頂けて、そしてこのような素晴らしい賞を頂戴する事に大変嬉しく思って おります。

私自身、漫画が大好きな人間でとにかく原作の世界観を掴み映画の中で表現していく事を意識してきました。その上で、メディアの垣根を超えて東京リベンジャーズを盛り上げる!という思いで、原作チーム、アニメチームの皆様と共に横断的なイベントを敢行したり切磋琢磨して行きました。

その思いが窮屈な日常を吹き飛ばす熱いムーブメントとして観客に伝わったと思います。これからも世代の先駆けとなれるよう精進致します。この度は有難うございます。

作品紹介

北村匠海が主演を務め、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、間宮祥太朗、吉沢亮ら豪華若手俳優の共演で、和久井健の超人気コミック「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化。ダメフリーターの花垣武道は、ヤンキーだった学生時代に付き合っていた人生唯一の彼女・橘ヒナタと彼女の弟・ナオトが、関東最凶の組織・東京卍曾に殺されたことをニュースで知る。その翌日、駅のホームで何者かに背中を押され線路に転落したタケミチは、不良学生だった10年前にタイムスリップする。過去の世界でタケミチがナオトに「10年後ヒナタは 殺される」と伝えたことにより未来は変化。現代に戻ったタケミチは、死の運命から逃れ刑事になっていたナオトと出会う。刑事になったナオトから「10年前に戻り、東京卍曾を潰せばヒナタを助けられる。力を貸して欲しい」と言われ……。監督は「映像研には手を出すな!」「ぐらんぶる」の英勉。

受賞者プロフィール

映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
プロデューサー 岡田翔太(オカダショウタ)
1988年生まれ、兵庫県出身。
映画「帝一の國」「一度死んでみた」「記憶にございません!」などを手がける。
「東京リベンジャーズ」が初の単独プロデュース作品。

© 和久井健/講談社 © 和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会 © 和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会