第27回 AMD Award '21
大賞/総務大臣賞
- 「最 愛」
[受 賞 者] TBS 金曜ドラマ「最 愛」
[制作・関連会社] 株式会社TBSスパークル 株式会社TBSテレビ
授賞理由
視聴者が放送とオンラインに拡がる状況の中、TBS金曜ドラマ「最愛」は2021年視聴者の心を最も掴んだ作品だ。見逃視聴配信の初回配信数が2,867,362で歴代ドラマの配信記録を塗り替え、全話総配信数でも26,654,976で1位となった。純愛と謎をモザイクのように描くオリジナルストーリーと一瞬一瞬の俳優の演技と巧妙な映像カットがネット上で大きな話題となり、次話への期待を膨らませ、テレビとオンラインの垣根ない盛り上がりを見せた。スタッフ+キャストの見事なチームワークの緻密さが作り上げた「放送+配信」における完成度が極めて高く評価された。
受賞コメント
この度は、栄誉ある素晴らしい賞を頂きありがとうございます。
「最愛」は毎週金曜日が待ち遠しくなるドラマにしたいと、スタッフキャストが一丸となり取り組んだ作品です。オリジナルストーリーなのでどのように展開すると決めるのも自由な反面、どこに向かっていくべきなのか? 何を描くべきなのか? と、苦悩する日々もありました。ですが、”スタッフキャスト全員で作っている”と強く感じられることが多々あり、それが大きな力になりました。この賞を頂けたのもチームの団結力があったからではないかと思います。
制作にはたくさんの方々の支えがありました。この作品に携わって頂いた皆さま、そして作品を応援して頂いた皆さまに、心から感謝いたします。
作品紹介
「すべては愛するがゆえに――」
殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高由里子)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。
2006年、梨央が青春時代を過ごしていたのどかな田舎町で失踪事件が起きた。15年後、時代を牽引する実業家となった梨央の前に事件の関係者が現れたことにより、当時の記憶とともに封印したはずの事件が再び動き出す。過去の失踪事件が現在の殺人事件へと繋がっていく…その事件の真相に迫る姿を描くオリジナルドラマ。