第22回 AMD Award '16
優秀賞
- リオ2016 オリンピック閉会式
東京2020 フラッグハンドオーバーセレモニー
[受賞者 制作・関連会社]
東京都
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
株式会社電通 FHO制作チーム
授賞理由
ブルガリアンボイスの国家「君が代」に始まり、「安倍マリオ」の登場、ARによる演出などで大きな話題を集めたリオ五輪閉会式 の東京プレゼンテーション。いまの東京をどのように表現し、次なる東京五輪への期待を高めることができるかという大きな課題に、佐々木宏、菅野薫、MIKIKO、椎名林檎の四氏を中心に、日本のクリエイティブ界を代表する人たちが集結。それぞれの専門領域での知見やアイデア、技術を惜しみなく発揮し、総力戦で“日本の広告”とも言える見事なプレゼンテーションを実現した。
これは国を問わず、多くの人に元気を与えてくれるパフォーマンスであったと同時に、リオ・パラリンピック閉会式の東京プレゼンテーションで掲げた言葉の通り、まさに日本が世界に向けて「POSITIVE SWITCH」を押した瞬間であったといえるのではないだろうか。
受賞コメント
このたびは栄誉ある賞をいただきありがとうございます。世界に向けた日本のCMを、 そして、東京2020の予告編を、というつもりで作りました。トンチとセンスをキーワードに、 伝統文化のエッセンスも加えつつも今の日本、東京のリアルとはなにかを探し、8分間に こめました。若く才能豊かなスタッフとキャスト全員に、そして支えて頂きました組織委員会、 東京都、他皆様に心から感謝申し上げます。
受賞者代表 佐々木宏
受賞作品紹介
リオオリンピック閉会式で「LOVE SPORTS TOKYO 2020」をテーマに、8分間のプレゼン テーションを行いました。2020年大会を開催する東京はスポーツ好きの都市であること、また、祝祭の街、水の都としての魅力を表現しました。ARを駆使し、東京2020大会で実施される33競技をリオ・デ・ジャネイロのマラカナンスタジアム上空に出現させ、世界中の人に驚きを与えることに成功しました。
受賞者プロフィール
FHO制作チーム
クリエーティブ スーパーバイザー 佐々木 宏
クリエーティブ スーパーバイザー/音楽監督 椎名 林檎
総合演出/演舞振付 MIKIKO
クリエーティブ ディレクター 菅野 薫
他29名