第24回 AMD Award '18
大賞/総務大臣賞
- TBSラジオ
[受賞者]
株式会社TBSラジオ
授賞理由
TBSラジオの大胆な挑戦と取り組みが、いま、メディア業界を大いに刺激している。2018年11月3日、4日両日に行われた「ラジフェス2018」に16万人の観客を動員したのは、「放送とリアルの融合」のモデルケースといえよう。さらに、長年の慣習であった聴取率重視を見直し、スペシャルウィークもやめる、と宣言したことは、時代によってKPIも柔軟に変化させなければならない、ということを教えてくれる。100期連続個人聴取率No.1を達成しながら、その地位に甘んじず、ラジオという旧来型のメディアの「新たな可能性」を探求し続けるTBSラジオの姿勢が、ほかのメディアや業界にも変革を促す契機となることを大いに期待したい。
受賞コメント
このたびは、このような名誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。2010年のradikoの登場によって、ラジオはアナログメディアから、リスナーの動きを見ながら放送することが可能なデジタルメディアへと生まれ変わりました。今回の受賞は、デジタルメディア化したラジオ業界全体として頂いたものと考えております。TBSラジオは、今後デジタルの力によってデータドリブンな放送局を目指していきます。ラジオのさらなる可能性を模索し、新たなアクションを重ねて参ります。
受賞作品紹介
BSラジオのリスナーは、数字からは見えてこない、
これから化けるものを嗅ぎ分ける嗅覚を持ち、
世の中に影響を与えていく人たちだと思います。
TBSラジオは、そんな人たちに向けて、
時代に媚びず、前衛的で、攻めたものを、
なりふり構わず作り続けようと思います。
世の中の波に乗るのではなく、波を起こす側へ。
その波こそが、TBSラジオが届ける電波なのだから。
受賞者プロフィール
AM/FMラジオ局としてのTBSラジオの聴取可能な地域は、関東地方の1都6県全域と周辺5県に達し、今、この瞬間にTBSラジオを聴いている人は平均40万人。何かをしながら聴けるラジオは生活に密着したメディアとして、幅広く支持されています。
また、スマホやタブレット、パソコンでTBSラジオを聴ける「radiko(ラジコ)」では、過去1週間の放送番組を聴取出来る「タイムフリー」や全国のラジオが聴き放題となる「エリアフリー」など、従来のラジオにない、新しい聴取スタイルが可能になっています。