第24回 AMD Award '18

熊本地震の被災地、熊本県・益城町にあった「益城復興市場・屋台村」を舞台に、当時の様子と復興を描く約20分のドラマ。「“地震から復興していくこと”ってこういうことなんだな」ということがじんわり伝わる内容で、取材で得たエピソードをベースに、地震の直後から復興までに起こったことや心境の変化が描かれる。人と人が関わりあうことで復興していく姿を見ると、「このあと、どんな風になるんだろう」と復興の行方が気になり応援したくなること間違いなし。「この話は熊本んどこかで、今日も続いとるとです」
キャストや主題歌をうたう“WANIMA”は熊本県出身で、撮影も益城町。関係者だからこそにじみ出る空気感にも味がある。

本地震以降、復興に向け歩みを進めてこられたのは、全国からいただいた様々なご支援のおかげであり、県民の大きな支えとなりました。そして、復興に向け歩みを進めてきた熊本の姿をしっかりとお伝えすることがご支援への感謝のメッセージにつながると思い、このドラマを制作しました。
今回、このような栄えある賞をいただきましたこと、そして、あらためて熊本を考えていただける機会を頂きましたこと、大変うれしく思います。

このドラマは、地震後、わずか2ヶ月後にオープンした仮設商店街「益城復興市場・屋台村」が舞台。そして、この屋台村で実際に営業を行っていた県民エピソードをもとに、復興に向けて一歩ずつ歩みを進めてきた熊本の姿をリアルに描いたドラマです。
主演の熊本県出身・高良健吾さん、倉科カナさん、中原丈雄さんをはじめ、県民みんなで「ともに」つくりあげたドラマです。時間は約20分と短いですが、笑いや感動が凝縮された見応えのある内容に仕上がっています。

熊本県は、九州のほぼ中央に位置し、東には世界最大級のカルデラを持つ阿蘇や九州山地が広がっています。また、西には有明海や八代海、外海の東シナ海にも面する風光明媚な天草の島々が浮かんでいます。
そんな熊本を2016年4月、２度にわたり、かつて経験したことのない震度７の地震が襲いました。
まだまだ復興道半ばではありますが、着実に復興に向け歩みを進める熊本。復興が進む熊本の“今”をぜひ見に来てください！ 皆さまの訪問が熊本を元気にします！！