第26回 AMD Award '20
大賞/総務大臣賞
- 劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編
[受賞者]
株式会社集英社
株式会社アニプレックス
ユーフォーテーブル有限会社
授賞理由
コロナ禍でエンターテインメント界が未曽有の困難に直面する中で、歴史的記録となる映画が生まれた。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は公開されるや否や史上最速で興行収入100億円を突破し、興行成績の記録を塗り替え、現在も記録更新中。本作はアニメならではの構図やアクション、感情を掻き立てる音楽、個性的な登場人物で原作の魅力を爆発させた。
世代を超えて人々の心をつかみ、多くの観客が映画館に足を運んでいる。また、多数の関連商品は人気を広げるとともに、影響力の大きさを世間に知らせる結果にもなりました。企画、制作、宣伝すべてに渡る先進性と完成度を高く評価。
受賞コメント
AMDアワード年間コンテンツ賞の「優秀賞」を受賞とのこと、ありがとうございます。昨年10月16日から公開が始まった「劇場版
鬼滅の刃
無限列車編」は現在も公開中で、半年以上のロングランになりました。残念ながら、上映の終わりが近づいておりますが、こんなに長い期間、全国での上映が続けられたのは、多くの方に観て頂いていたことにほかなりません。そして、それはスタジオにいるスタッフのエネルギーとなって、次回作へと向かっております。
そのことに感謝し、さらにこの度、このような歴史ある賞も頂いたということで、そのエネルギーがより大きなものになると思います。
引き続き、作品ならびにスタジオ、スタッフを応援頂ければ嬉しく思います。ありがとうございました。(ufotable)
作品紹介
原作単行本1巻~23巻で累計発行部数が1億5,000万部を突破した集英社ジャンプコミックスより刊行中の吾峠呼世晴による漫画作品を原作としたTVアニメ。
2019年4月より放送を開始し、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、《鬼殺隊》へ入隊することから始まる本作は、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルなシーンも人気を博し、国内のみならず、全世界で大きな話題となった。
そして2020年10月16日より、TVアニメ“竈門炭治郎立志編”に続く物語“無限列車編”が劇場アニメーションとして公開中、2021年にTVアニメ“遊郭編”の制作が発表。